結露・カビ防止・壁体内湿気挙動(Q127)
内部結露を防ぐ「透湿抵抗比(とうしつていこうひ)の原則」とは?
💡 結論・重要ポイント
壁の構成において、室内側には湿気を通さない「高透湿抵抗(防湿層)」を配置し、外側に行くほど湿気が抜けやすい「低透湿抵抗(透湿層)」にする物理ルールです。
📐 標準基準・数値指標
透湿抵抗比の目安: 室内側防湿層 : 屋外側透湿層 = 10 : 1 以上(外側を10倍抜けやすくする)
🔍 現場実務の技術根拠(物理原理・注意点)
室内から壁体内に入り込んだわずかな水蒸気も、外側の透湿防水シートと外壁通気層を通じて屋外へ速やかに排出されます。この内外の比率が逆になると壁の中で確実に結露します。
★ 住ま居るの設計原則
「室内は防湿で塞ぎ、屋外は透湿で逃がす。外に行くほど抜けやすくする透湿抵抗比が鉄則。」
※本知見は、株式会社住ま居るが埼玉の気候風土の中で、専門家・研究者の勉強会に足繁く通い、実際の現場で試行錯誤(成功と失敗の実体験)を重ねて現在たどり着いた知見です。絶対の正解ではなく間違いがある可能性を前提に、私どもが考える現時点での最善手として公開しています。